メディアの捏造は無くならない?相次ぐ切り取り報道から考えるメディアの在り方

こんにちは。

様々な情報に囲まれて生きていかなくてはならなくなった現代。

テレビ、本、雑誌、ネットと情報源は多岐に渡ります。

そんな中で最も影響力があり、誰でも情報を得ることが出来る媒体がテレビであります。

テレビをつければ政治をはじめ、芸能報道や事件など世間の出来事をあらかた網羅することが可能。

しかしこの頃はこの影響力を利用したメディアのデタラメ報道が後を絶ちません。もはや報道が正であるのか誤であるのかすらわからくなっています。

そんな中今回騒動になった丸山和也さんの某大統領奴隷発言。

メディア報道ではあからさまに丸山議員の失言とされていましたが、実際は発言の一部を切り取ってあたかも失言に仕向けられたということでした。

信頼を失っていくメディアは今後また正しい情報を流してくれるようになるのでしょうか?

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メディアによる切り取り報道が後を絶たない

今回話題に出した丸山議員の件はあくまで一例としてですが、ひどい捏造をメディアが行っていたとネットで話題になりました。

メディアは丸山議員の発言をこのように報道しました。要約するとこんな感じ。

「某国は黒人が大統領をやっている。奴隷だ。ひどいぞ。」

しかし、それは実際の発言の中間部分のみを切り取ってテレビで報道していたものであり、実際の内容は

「某国はかつて奴隷とされていた黒人が大統領を務めている。ダイナミックな試みだ。すばらしい。」

というもの。

意味で見ると全くの正反対ですよね。

 

他にも元大阪府の橋本徹府知事が自会議中に5秒ほど目をつぶって考えをまとめていたところ、そのシーンだけを切り取りテレビで「知事が会議で居眠り」として報道されたといいます。

目をつぶっているのは確かなのでテレビの視聴者はそれが事実だと思い込まされます。

その場にいた記者は知事が居眠りをしていないことはわかっているはずですが、わかりながらも居眠りの記事を書くのです。

当然大きな誤解を世間に与えることになります。

知事本人も大きな被害を受けますね。

 

このように、最初から最後までを報道せずに一部切り取りの報道が絶えません。当然それは記者が視聴率やPV(ページビュー)などの数字を稼ぎにきているからです。

簡単に言えばお金儲けのために読者や視聴者が食いつく内容に捏造しているということです。

今は捏造も簡単にバレる時代

最近になってこのような問題が表ざたになっている背景には簡単に国民にばれるようになったからです。

昔は内容を捏造されたら挽回の余地はありませんでした。国民に伝える手段がテレビしかなかったからです。

しかし現代はツイッターを始めとしたソーシャルメディアで簡単に意見を拡散できるようになりました。

適当な記事を書かれても、それは違う。事実はこうだとツイッターで主張すればみんなの目にとまり拡散を図れます。

その分野に詳しい人の目にも止まるため真相はすぐに知れ渡ります。

そのような人は記者よりも遥かに知識があるため矛盾をつくのも簡単。そのことにメディアは気付かず捏造を繰り返しているのでしょう。

このようなことを今後も続けるようではテレビや新聞などは淘汰されていく対象になっていくでしょう。

まとめ

最近気になっているメディアのデタラメ報道について語りました。

はっきり言って悪意のある捏造は本当にひどい。

人の足を引っ張りお金儲けをする記者に好感は持てません。

人に情報を伝える仕事なのですから、誇りをもって真実を伝えて頂きたいものです。

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