こんばんは。
2014年の1年間において、私たちが受け取った給料平均額が調査され発表されました。
こういうお金の話、結構興味ある人多いですよね。
もちろん私も気になります。
自分は他のみんなと比べて収入の量はどうなのだろうか、と。
そこで今回発表された2014年における民間平均給与の観点からお話していきます。
2014年は2年連続アップの415万円
結論から申しますと、昨年の平均給与は415万円で2年連続で上昇しています。
ちなみにこの数値は男女混合かつ、非正規社員も含めた数値となっております。
これらをもう少し詳しく見ていきますと、
正規社員:477.7万円
非正規社員:169.7万円
男性:514.4万円
女性:272.2万円
という推移になっております。
また、2年連続アップと言いましても2000年あたりと比べると相当下がった数値のままになっています。
2000年の平均給与は約460万円。
現在とは約45万円も差が広がっております。
この原因を少し考えてみましょう。
まず、当然十数年前前に比べると社会全体での給与が下がっていることが言えるでしょう。
ブラック企業なんていう言葉も定着し、まさに低賃金長時間労働を強いる会社も少なくないのかもしれません。
サービス残業と呼ばれる残業代が全く出ない会社も多いですよね。
本来サービス残業はやっちゃいけないんですが黙認されている状況が続いています。
そして、今回発表された数値に顕著に表れているのは正規社員と非正規社員の差です。
正規社員477.7万円に対して非正規社員は169.7万円ですからその差は308万円。
この差が大きく響いており、更に近年は就職氷河期という時代です。
ここでは給料が下がっていると言うよりは、非正規社員が増え平均値が落ちているといった印象を受けます。
就職難についてはここ1〜2年解消されつつあということなので、それが影響しての2年連続平均値増加と見てしまうこともできます。
給与上昇の実感について
全国平均が上がっているといってもそれが直接実感とし表れているのは方は少ないのではないでしょうか?
というのも、さきほど書いたように少しずつ少しずつですが正規社員が増えている状況なのでそもそも正規社員として働いていた方に対して給料が上がったという事象は少ないのではないか、と思うからです。
あくまで想像ですが。
非正規から正規として働けるようになった方は相当なアップを感じているはずです。
ちなみにこんな想像をしている私ですので自分自身の給料アップはほとんどしていません。笑
実感として給料アップを感じることが出来ている会社はすごく良い会社ですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しグサリとくる感想を持った方もいると思いますが、とりあえず平均は415万円ということです。
2年連続上昇!といっても大きな差ではないため、今後数年で2000年頃の数値まで回復するのは難しいでしょう。
今後の時代は世界中で2045年問題という課題も危惧されています。
今は将来に向けて、どのようにお金を稼ぎ生きていくのかを真剣に考えたほうが良い時代なのかもしれません。
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