少し休もうと座ったのに明日の予定が浮かぶ。返信していないメッセージを思い出す。気づけば頭の中でまた会議が始まっている。
そんな日に「瞑想してみよう」と聞くと難しそうに感じるかもしれません。何も考えないなんてできるのかな。静かな部屋も長い時間も必要なのかな。
今回はエイブラハムの教えに出てくる瞑想を取り上げます。公式資料での位置づけを確かめてからいつもの暮らしで考えやすい小さな例に置き換えてみましょう。
エイブラハムは瞑想をどう説明している?
Abraham-Hicksの公式教材「Path Of Enthusiasm!」の公開紹介文では瞑想を抵抗を手放して自分の波動を調えるための実践として説明しています。短い瞑想を日々行うことも扱われています。
また2021年4月21日の公式ブログでエスター・ヒックスは、配信ワークショップでの自分の役割について心を静めて意見や関心をいったん休ませると説明しています。そのうえでエイブラハムの視点を受け取るというのが本人の語る位置づけです。
ここで使われる波動や受け取るという言葉はスピリチュアルな世界観に属します。科学的に確立した仕組みとして説明するものではありません。以下の日常例や短い練習は本記事独自の提案であり、公式音声の手順を再現したものではありません。
出典:公式教材「Path Of Enthusiasm!」の紹介/エスターによる公式ブログ
頭の中の作業台を少し空ける
この考え方を暮らしに持ち帰るなら考えごとを置く作業台を想像するとわかりやすそうです。
仕事の予定を書いた付箋。週末に買う物のメモ。さっきの会話への反省。全部を同時に広げたままではどこから手をつけようか迷うことがありますよね。
そこで短い時間だけ手を止めてみる。用事の存在はそのままにして今すぐ結論を出そうとする作業を休む。この記事ではそんな入口から瞑想を考えてみます。
忘れそうな用事が気になるなら先に一行だけメモしてもよいでしょう。「帰ったら洗剤を確認」「夕方に一通返信」。あとで見られる場所に置いたらその数分はいったん脇に置きます。
机の上に一つ空いた場所を作るように全部を解決する前でも間を取ってよい。そう考えると始める条件が少し小さくなります。

まずは短い時間で試してみる
ここからは本記事で用意したお試しです。最初は一分か二分など負担に感じない長さを自分で決めます。この時間に特別な効果があるという意味ではありません。
- 安全に座れる場所で楽な姿勢を取る
- 目を閉じるか視線を落とすかを選ぶ
- 部屋の静かな音など一つのものに注意を向ける
- 考えごとに気づいたら選んだ音へそっと戻る
- 決めた時間で終えて周囲を確かめる
たとえば換気扇の一定の音や遠くの生活音。何を聞くかをあれこれ探し続けず、今そこにある音を一つ選んでみます。目を閉じるのが落ち着かなければ開けたままでかまいません。
呼吸もいつもどおりで大丈夫です。深く吸おうと頑張ったり息を止めたりする手順は設けません。肩に力が入っているなら座り直すなど、楽に過ごせる姿勢を優先しましょう。
途中で「あと何分だろう」と思ってもそのことに気づいてまた戻る。きれいに集中できたかを採点する必要はありません。

考えが浮かぶ日も途中で終えてよい
静かにしようとした途端にいろいろ思い出す日もあるでしょう。「ちゃんとできていない」と感じるかもしれません。
そんなときは浮かんだ考えを一つずつ片づけようとせず今は何を考えていたかに気づくところまでにしてみます。「夕食のことを考えていたな」。そのくらい短く受け止めて戻ります。
考えを追い払うことまで新しい仕事にしなくてもよいのです。戻ろうとして何度もそれるなら今日はそこで終えるという選び方もあります。
この練習に合格点はありません。落ち着かなかったという感想も自分に合う時間や過ごし方を探すための情報になります。
試したあとに一言残すなら「椅子が少し硬かった」「朝より夕方がよさそう」「今日は休むほうがよかった」。自分が確かめられたことだけで十分です。
朝の支度や帰宅後に小さな区切りを作る
朝から予定を見続けているときは、出かける準備を終えたあとに少し座る時間を置いてみます。今すぐ調べなくてよい情報まで次々に開いていないか。一度スマートフォンを伏せて確かめるのも一案です。
帰宅後なら鍵と荷物を置いてから椅子に座る。今日の出来事を頭の中でもう一度全部たどる前に、部屋の音に注意を向ける時間を少し取ってみます。
同じ場所やタイミングを使うと始めやすいと感じる人もいるでしょう。反対に決まった時間を作ることが負担なら余裕のある日にだけ試してもかまいません。
家族と暮らしていて静かな部屋がない場合も家全体を無音にしようとしなくてよいでしょう。用事を頼まれたらいったん終える。途中で終わった分をあとから取り返そうとせず、次の機会にまた選び直せます。
大切なのは暮らしの中に無理なく置けるかどうか。遅刻しそうな朝に時間を足したり、眠い夜に頑張って続けたりする必要はありません。
運転中や火を使っている最中など注意が必要な場面は避けます。静かな時間を取るために安全や周囲との約束を後回しにしないようにしましょう。
終わったら目の前の一つへ戻る
短い時間を終えたら次にすることを一つだけ確認してみます。ひらめきが出るのを待たずにいつもの用事へ戻ってもよいでしょう。
たとえば返信の文章で迷っていたなら必要な日時を確認する。「確認しました。土曜日に伺います」と要点を書く。言い回しを整えたら送る前に読み直します。
考える作業を少し休む時間と具体的な確認をする時間。その両方を一日の中に置いてみるのです。静かに座ったから相手の反応まで思いどおりになるわけではありません。
大きな決断が浮かんだ場合もその場で実行を急がずメモに残せます。費用や条件を調べる。必要な人に相談する。気になった案は普通の確認を通して選んでいきましょう。

道具と続け方は自分に合わせる
公式には音楽と案内の言葉を使った「Getting Into The Vortex Guided Meditations」という教材もあります。公開紹介では複数の瞑想音声に加え、言葉を少なくして音楽を中心にした追加トラックも案内されています。
ここでは教材の存在を紹介するにとどめます。購入して聴くことを今回の練習の条件にする必要はありません。音があるほうが過ごしやすいか、何も流さないほうがよいかを手元の環境で試せます。
音声を使う場合も最後まで聴くことを義務にしなくて大丈夫です。音量が気になるなら下げる。言葉が多いと感じたら別の過ごし方にする。道具に自分を合わせ続けず使ってみた感想をもとに選びましょう。
合わないと感じたら別の休み方を選びましょう。少し歩く。お茶を飲む。早めに休む。瞑想を続けられた日数で自分の価値を測る必要はありません。
つらさが増すなら中断してください。瞑想を医療や必要な支援の代わりにせず、困りごとは適切な相手に相談しましょう。また自分や他人の不調や困難を、瞑想不足や気持ちの持ち方だけで説明することは避けたいところです。
まとめ:考える手を少し休める時間から
エイブラハムの公式資料では瞑想が抵抗をゆるめる実践として紹介されています。その世界観を暮らしのヒントとして読むなら考え続ける合間に短い時間を置くところから試せそうです。
- 忘れたくない用事は先にメモする
- 自分に無理のない短い時間を選ぶ
- 考えごとに気づいたら選んだ音へそっと戻る
- 終えたら必要な確認と目の前の行動に戻る
一度で何かを変えようとしなくてもかまいません。今日は少し座ってみた。自分にはこの長さがよかった。その小さな感想から続け方を選んでみてください。
参考資料は本文中のAbraham-Hicks公式3ページです。公開紹介文とブログをもとに構成しており、有料教材の音声や全編の内容を確認したものではありません。
アイキャッチと本文中の図解・挿絵はAI生成です。


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