リクルートホールディングスによる新しい働き方が注目されています。
その内容は在宅勤務制度というもの。
読んで字のごとく、家で仕事をするというものです。
普通仕事というものはサラリーマンであれば決まった時間に会社に出社し、会社で仕事を進めますよね。
会社に出社し、上司など上の人の指示を受け仕事をします。
この働き方をこれまで疑う人はいなく、日本人の大多数がこの波に乗っていたでしょう。
*既に在宅業務を取り入れている企業もあるかもしれませんが
しかしこの流れを打ち切ろうという新提案を出したのがリクルートホールディングス。
今までの常識を打ち壊し、自宅で仕事をするという新感覚な働き方を2015年10月から開始するそうです。
一見すると働く身からすればこの上なく嬉しいことでしょう。
勝手な想像ですが、毎日会社に行きたくて行きたくてしょうがない人はごく僅かだと思っています。
自宅で出来るならぜひそうしたいと。
ですが当たり前かもしれませんが、新しいメリットを生めば新しいデメリットも生まれるものです。
今日は在宅勤務制度について、個人的に感じるメリットそしてデメリットをまとめていきます。
自分の家で仕事を行うメリットとは
一番のメリットはなんと言っても家にいながら仕事ができることでしょう。
言い換えれば会社に行かなくてもいいと言うこともできます。笑
人によっては上司が大嫌いな人もいるでしょう。
苦手な人の顔を見ずにこれまでの会社で働くことができれば仕事に対する憂鬱感は相当和らぎます。
私自身は上司や先輩は非常にいい人で構成されているので人間関係のストレスを感じることは少ないですが、完全なゼロではありません。
更にオフィスが窓の無い閉鎖空間であるため妙な閉塞感にストレスを感じます。
家にいれば空気を入れ替えることも、散歩に出かけるのも自由。
このストレスはなくすことができると思います。
それともう一つのメリットは完全に自分のペース、管理で業務を行えること。
急に先輩社員に呼ばれ新しい仕事を押し付けられることも無くなるでしょう。(携帯を持たされたら話は変わります。笑)
仕事が終わる見切りをつけられれば周りの目を気にせずともまったり休憩ができます。
好きに音楽をかけることも可能なので非常にリラックスした仕事ができるでしょう。
在宅業務のデメリットとは
最大のデメリットと言えるものは、必ずだらける社員がでてくることでしょう。
必ず、は言い過ぎかも知れませんが可能性はかなり高いはずです。
上司はいない。部長もいない。
そんな中でテキパキと仕事が捗る人はいったいどれだけいるのかという疑問が上がります。
また会社にいれば程よい緊張感があり、一つの仕事を終えても次の仕事に取り掛かるケースが多いですが、在宅業務の場合納期が先の仕事までやる気が出るのか疑わしいです。笑
まだいいや。今日のノルマは終えたから寝よう。
ってなりそう。
在宅業務は精神的には非常に大きなメリットをもたらしますが、作業スピードや作業効率は衰退してしまうのではないかと考えます。
この業務体制における課題とは?
どのようにしてデメリット、つまり怠惰を無くせるかが在宅業務の課題でしょう。
はっきり言って社員の会社における満足度が低い会社ほど怠惰はひどくなると思います。
だれも見ていなければ不満のある会社の仕事なんかしたくないと思うのが普通です。テキトウに納期を間に合わせるだけになってしまいます。。
超絶ホワイトな会社であり、社員が会社に行くことを苦に感じていない会社であればこの働き方は成功するかもしれません。
また、社内の機密情報が外部に漏れる可能性は極めて高いと言えるでしょう。
資料の持ち歩きが発生し、データだって持ち運ぶことができちゃいますから。
社外秘な情報をたくさん持っている会社はかなりの注意や対策が必要です。
そのような会社は在宅業務を許可しないことがいちばんかもしれませんが。。笑
あなたは在宅業務に期待感を感じますか?不安を感じますか?
まずは第一線を走るリクルートさんの様子を見てみましょう。
もしかしたら今後このような働き方が一般的になる時代がやってくるのかも・・?
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