【第92回箱根駅伝】青山学院大学はなぜ強い?圧倒的強さの秘密に迫る

こんにちは。

第92回箱根駅伝が幕を閉じました。

結果はご存知の通り、

  1. 青山学院大学
  2. 東洋大学
  3. 駒沢大学

という順位になりました。

ここで驚くべきは1位青山学院大学の圧倒的な強さ。

第1区から第10区までの全区間を1位通過し完全優勝を果たしました。

なんと39年ぶりの快挙だという事です。

2位の東洋大学との差も最終的に7分以上広げる結果となりました。

 

なぜ青山学院大学はここまで強いのか。

昨年も強かったが今年は更に重みを増した強さに感じましたね。

その理由を考えてみました。

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青山学院大学の強さの秘密

前述したように圧倒的な強さを見せつけた青山学院大学。

私が考える強さの秘密は以下の通りです。

2015年 神野大地の影響

やはりここは外せないでしょう。

確かに昨年も青山学院大学は強かった。

しかし、あなたのイメージの中にも青山学院大学が強かったと言うよりも神野大地が強かったという印象が大きいのではないですか?

箱根駅伝には例年優勝校に圧倒的に個人のポテンシャルが高い選手が存在します。

数年前で言えば東洋大学の柏原竜二さん。

山の神として5区で驚くべき走りを毎年見せていました。

その間の東洋大学は王者に君臨することとなりましたね。

 

そして昨年頭角を現した青山学院大学の神野大地選手。

彼もまた5区を快走し山の神と讃えられました。

 

彼らのようなずば抜けた個人技を目の当たりにした後輩に影響を及ぼさないわけがありません。

彼らに憧れ、努力を重ねます。

東洋大学が今年も2位という素晴らしい成績をおさめている背景には柏原さんの影が少なからず存在するはずです。

そのような影響を昨年神野大地選手が部員みんなに与えたに違いありません。

結果、実力の底上げとなりとてつもない強さを発揮したのです。

我々は王者ではないと言い切った監督

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そしてもう1つの大きな強さの要因として監督の存在があげられます。

監督は昨年の優勝を経験しても嬉し涙は出て来なかったと言います。

それは何故か。

上記と内容が被りますが、青山学院大学の優勝ではなく神野大地の優勝のように感じたからだそうです。

もちろん監督としてはチームで勝ち取る優勝を見たいものです。

昨年の優勝から監督は「まだ我々は王者ではない」というスローガンを掲げました。

チームとして勝ち取った優勝には違いありませんが、どうしても神野大地に頼りすぎたというモヤモヤが消えなかったのです。

 

そして今年、青山学院大学はチームとして優勝を勝ち取ったように見えました。

神野選手はもちろん、他の選手も素晴らしい実力を付け神野選手1人の力で勝ち取った勝利には見えませんでした。

神野選手の実力に周りが追いついた結果、神野選手は昨年ほど目立ちませんでしたが逆にこの結果こそ監督が望んだ結果です。

1区から10区まで1位独走を果たし、多くの区間賞も勝ち取りました。

 

一匹狼に頼らず、周囲が彼に追いつく。

こんなチームを目指した監督と選手がいたからこそ今回のような記録に残る完全勝利を手にする事が出来たのではないでしょうか。

 

まとめ

2016年 青山学院大学の強さ秘密を考えてみましたがいかがでしたでしょうか?

もちろんこれ以外の理由も数多く存在するはずです。

心の面について書きましたが、当然練習方法や練習の質も理由としてあげられます。

ただ、私は昨年の優勝でテングにならず完璧な勝利を目指した結果がこの圧倒的な強さの原因なのではないか。と考えます。

あなたはどう思いますか?

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