ジカ熱ってなに?発症の原因と症状、国内での危険性についてを解説

こんにちは。

現在海外で猛烈な猛威をふるっているジカ熱の患者が日本で発見されました。

あまり日本では聞きなれない病気であるので一気に騒ぎ立てることは危険ですが、やはり感染ルートなどが気になるところですよね。

そこで今回はジカ熱についての感染ルートや症状、国内にいる限りの危険度を簡単にまとめていこうと思います。

これから日本でも感染者が増える可能性はあるので少しでも知識を蓄えておきましょう。

ジカ熱の症状はどんなもの?

まず第一に気になるのが、もし人に感染したらどのような症状が身体に起こってくるのかということです。

ここを知っておかないと感染に気付けない可能性もあります。

主な症状は、

  • 発熱
  • 斑状発疹
  • 結膜炎
  • 関節痛
  • 下痢
  • 腹痛
  • 嘔吐

など、全ての症状が表れるわけではありませんがこれらが主に症状とされます。

まず普通の風邪と同じような発熱症状が見られます。

今回国内で発見されたジカ熱の患者さんも発熱が原因で病院で診断したところ感染が確認されたようです。とはいえ発熱が38.5℃を超えるのは稀だということです。

そして背中などに斑状の発疹が現れます。簡単にいうとブツブツができてきます。

主な見分け方法はそんなところでしょう。

 

しかし厄介なことにジカ熱に感染しても軽症の場合何も症状に現れないこともあります。多少の体のだるさももしかしたらジカ熱感染の可能性もあるのです。

とはいえ、症状に気付かず治ってくれるならそれが一番ですので過度にジカ熱を恐れるのはよくありません。

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感染ルート

ジカ熱に感染する可能性があるとすれば、現段階では海外渡航をしている方または最近した方です。

ジカ熱はジカウィルスというバイ菌によって感染しますが、一時期流行したデング熱のように蚊を媒体にしての感染が一般的とされてます。

そのウィルスをもった蚊は日本で発見されていないため外国で刺されることが原因になるようです。

日本人の患者さんも今月約3週間ほどブラジルに渡航していたようで現地で感染したものと思われます。

 

また、現状大気感染などの報告はなく蚊に刺されなければほぼ感染することはありませんが、嘔吐物などにウィルスが含まれている可能性もあるので注意するに越したことはありませんね。

一度感染すると二度とかからない

大きな特徴の一つがデング熱と同じように、一度感染すると体内に抗体が作られるため二度と感染することはありません。

しかも上記にも書きましたが感染に気付かないほど症状が軽い場合もあり生命の危険はほとんどなし。

ではなぜここまで世間で騒がれているのでしょうか?

生まれてくる子が小頭症に?

まだ直接の関連はわかっていませんが、ジカ熱が流行した地域で小頭症の赤ん坊が多く生まれているという事実があるためジカ熱との関連が疑われています。小頭症とは、極端に頭が小さい状態で生まれてくる病気です。

さらにブラジルなどではジカ熱流行時にギランバレー症候群の例が増加したためこちらの関連性も疑われております。

 

このように実際の症状とは別に、赤ちゃんやギランバレー症候群との関連してくる可能性があるため決して無視できないのです。

感染したらどうする?

感染が疑われたら現状はまず第一に医者に診てもらうこと。

症状も軽いですので慌てず騒がす冷静になりましょう。

命の危険はかなり少ない病気ですので慌てないことが一番大事です。

まとめ

どうしてもニュースでは大事件のように取り上げられてしまいますが、まずは大騒ぎしないことが大切ではないでしょうか。

感染しても命の危険は少ないです。

発熱、発疹などが現れたら落ち着いて病院で診てもらいましょう。

また、人から人への感染も確率はかなり低いので海外に行かない限り感染しないと考えられます。

 

小頭症やギランバレー症候群との関連が怖いところですが、慌てるのはこれから関連が証明されてしまってからにしましょう。

今は騒がないことが大切です。

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