こんにちは。
日本伝統のお魚、錦鯉がドイツで大ブームを巻き起こしていることを知っていますか?
日本での鯉の立ち位置というのは基本観賞用ですよね。
しかしドイツでは少し違います。
そうです。ドイツでは錦鯉をお刺身に…違います!
違うんです。
ドイツでは錦鯉が日本以上の観賞対象として、そしてペットとして飼われているのです。
個体によっては数千万円のお値段が付くのだとか。
そんなドイツでの錦鯉について少し語っていきます。
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錦鯉専門のお店と鯉の価値判別方法
錦鯉が大人気のドイツにはそれを専門としているお店があるようです。
鯉そのものの販売はもちろん、餌を含めた様々なグッズを販売しています。
テレビではコイネットというお店が紹介されていました。
店主は大の日本大好き!錦鯉大好き!という感じで、なんと名刺交換まで知っています。
そしてそして名刺に書かれた内容は全て日本語だというから驚きです。
ここで販売されている錦鯉専用の餌は全て店主が開発したものであり、イチオシのものにはなんとプロテインが50%以上も含まれています。
このプロテインによって錦鯉が大きく立派に育つんだそうです。
ちなみにドイツでの錦鯉評価ポイントは3つあります。
1つは大きさ。
体は大きく、お腹がふっくらとしている個体が美しいとされているそうです。
人間で言ったら肥満ぎみな体型のコイがGOODです。
2つ目は色の鮮やかさ。
白は白!黒は黒!赤は赤でしっかりとした濃い色をした錦鯉が美しいとされています。
3つ目は色の鮮明さ。
錦鯉の体には複数の色があります。
白ベースに赤い模様で黒い斑点などが一般的でしょうか。
この各々の色の境目がクッキリなコイが良いそうです。
グラデーションのようにぼやけているのはアウトということですね。
これらを満たすため、餌の研究開発に力が入っているようです。
ドイツでは錦鯉の評価大会?で優勝すれば数千万円の値が付きますから当然のことなのでしょう。
錦鯉にかける愛情。そして医療現場
驚くのはドイツ人の方が錦鯉にかける愛情の深さです。
コイが体調を崩せばしっかり医療機関で治療を施します。
命に関わる重大な病気にかかればMRIなどの高価な医療技術を受けるのはもちろん、なんと外科手術まで施すというから驚きです。
全身に麻酔をかけ、メスを使いオペをします。
日本では錦鯉にそこまでするのは考えにくいですが、ドイツ人の愛情はそれほどまでに深いのです。
ではなぜそこまでするのでしょうか?
実はドイツでの錦鯉は日本での犬や猫と同じような立ち位置なのです。
つまり、ペット以上の感覚、家族のような存在だと言います。
あなたももし愛犬が体調を崩したり病気にかかったりしたらお金なんてどうでもよくなって治療しますよね。
その感覚と全く同じ。愛する存在なのです。
犬や猫と同じなんだと考えればドイツでの錦鯉に対する愛情にも納得がいきます。
それほどに可愛らしい存在なんでしょう。
まとめ
錦鯉に対する愛情をテレビで見て驚いたためいろんな人に知って欲しくて記事にしました。
日本伝統の錦鯉が家族にもなり、だからこそビジネスにもなるのです。
これだけ日本から買い付けたコイを愛してくれるのは嬉しい事ですよね。
彼らが錦鯉にかける愛情のに負けないように、私たちも愛犬や愛猫に存分に愛情を注ぎましょう!
生き物を大切にし、愛を与えることは日本もドイツも同じです。
命を大切にし、ペット、家族が幸せに生きる事ができる環境を作ってあげることが大切です。
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