今世界中で大人気のゲーム、マインクラフト。
通称マイクラと呼ばれているゲームが意外な面からの注目を集めています。
マインクラフトというのは、サンドボックスゲームと呼ばれるカテゴリーに分布し砂場のように自由に遊ぶことができる自由度が抜群に高いゲームであります。
普通ゲームというのはストーリーをクリアする、ボスに勝つ、なと最終目的が定められているものがほとんどです。
それに対しマインクラフトはその目的がありません。
ここだけ聞くと「え?」という感じですが目的が決められていないので、目的を自分で決めることができるジャンルになっています。
何をするも自分で決めるマインクラフト
このゲームは広大なフィールドを自由に探検し自由に物を作り自由に生き残るゲームです。
広い海、ジャングル、村がランダムで構成され主人公となるキャラクターが家を建てたり食料を確保したりサバイバルのような生活をします。
しかしそこにゲームで定められた目的はありません。
キャラクターが強くなるわけでもなく、ボスが現れることもありません。
家を作ろう。材料を集めよう。洞窟を探検してみよう。
その都度自分で目的を設定しやりたいことをやっていくのです
自分自身の想像力で自分だけの世界を作り冒険していきます。
注目されるマイクラの教育効果
上記にあるように、このゲームは想像力次第で自分だけのゲームになります。
お城のような大きい建物を建造する人もいれば、なんととてつもない大きさの地上絵を描く強者まで現れています。
こちらはフォト蔵という画像共有サイトにあったものですが、これが地上絵です。笑
周りの青い部分は海で上の白い部分は島にあたり、遥か上空から眺めている状況です。
黄色いブロックを無数に積めばこんなことも可能なのです。
もちろん自分の似顔絵だって書けちゃいます。
このようにでっかい絵を描いてしまおうという発想もたらしていることが教育になるということです。
普通、絵を描くゲームではないのにこんな絵を描こうと思いますか?笑
自由な発想をカタチにできることこそこのゲームの魅力であり、別角度から見た教育効果なのです。
「マイクラ」を必修科目に加える動き
このような、自由すぎるゲーム「マインクラフト」を学校の必修科目として扱う動きを見せています。
残念ながら日本の学校ではありませんが、スウェーデンにあるヴィクトル・リュードベリ記念学校でこの学校の中学1年生の授業に取り入れていく考えを示しているようです。
また、北アイルランドでは中学生約50000人にマインクラフトを無料配布しています。
元々モノづくりをテーマにしたゲームで子供の想像力は発想力を養おうという考えです。
日本では学校の科目にこそなっていませんが、先日の2015年8月8日、9日にはマイクラを使った教育イベント「Minecraft×Education2015~こどもとおとなのためのMincraft~」が早稲田大学のキャンパス内で行われました。
いまや大人から小学生にまで人気が広がるこのマインクラフト。
遊び感覚で行える勉強ほど効果のある勉強法はありません。
今の日本の教育環境でマイクラが必修科目に選ばれるということは難しいかもしれませんが、中にはこういう学習法だってあるんだという選択肢の1つとして覚えておくといいかもしれません。
これは持論ですが、どんなに必至で勉強しても同じ事を楽しんでやっている人には勝てないと思うんです。
結局は勉強にどれだけハマれるか。
それをハマりやすい教材に変えることは非常に効果的です。
マインクラフトの他にもこのような日本の常識を覆す教育のあり方の出現に期待です。
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