こんにちは。
現在行われているテニス全米オープン2015。
本日9月5日、またもや衝撃的な結果速報が飛び込んできました。
元世界ナンバー1選手、ラファエル・ナダルの3回戦敗退です。
今大会では第4シードとして挑んだ錦織圭が1回戦でペール選手に敗退するなど波乱な大会状況になっています。
今日だけでもTOP10選手が3人敗退。
そして本日ナダルを敗った選手は、ファビオ・フォニーニ選手。
セットカウントは3-2、ゲームカウントは3-6、4-6、6-4、6-3、6-4という2セットダウンから見事に元王者ナダルを退けました。
ナダルは今期非常に成績がよろしくなく、ナダルの十八番である全仏オープンでも今年は準々決勝でジョコビッチに完敗し大会10回目の優勝には手が届きませんでした。
先日のモントリオールで錦織圭に初敗北。それもストレートで敗れたことは記憶に新しいですね。
テニス界のBIG4の一人に数えられているナダルですが、そのことに疑問視を向けている人々が増えている事実もありナダルにとっては非常に大変な年になっているのは間違いないです。
全米オープン2015において苦しむナダルに勝利したフォニーニ選手についてはよく知らない方が多いのではないでしょうか?
実は今大会を含めフォニーニ選手は今期ナダル選手に3勝目を上げている実力のある選手です。
そんな彼のについて簡単にまとめていこうと思います。
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ファビオ・フォニーニの人物像と過去成績
フォニーニ選手はイタリアのサンレーモ出身のテニスプレイヤーであり、世界ランキングの自己最高はシングルス14位、ダブルス32位の実力をもった選手です。
今年2015年の全豪オープン男子ダブルスでは見事優勝を果たしています。
なぜかダブルスについては日本であまり結果の報道が無いため日本人への知名度は低いのかもしれません。
シングルスでは過去のATPツアーで8回の決勝戦進出経歴があり、そのうち3勝をもぎ取っています。
2013年のシュトゥットガルト、2013年のハンブルク、2014年のビニャ・デル・マールでの優勝です。
今年2015年の8月にはハンブルクの決勝でラファエル・ナダルに敗れていますが、今大会(全米オープン)でのリベンジに成功したことになります。
ダブルスでも過去10度の決勝戦進出があり、そのうち3大会で優勝しています。
そして全米オープン2015。
何度もくどいかもしれませんがナダル選手に勝利です。
いくら今期の調子が悪いとは言ってもナダル選手に勝利することは簡単なことではありません。
今年はグランドスラム(4大大会)でこその優勝はありませんでしたが他の大会では3度の優勝を果たしています。
世界ランキングも一桁を保っています。(現在9位)
一時の爆発で力を出したのか、それとも実力でナダルを上回ったのか、そこはなんとも言えませんがどちらにしろ期待大の選手に変わりありません。
そういう意味では同大会で錦織圭に勝利したペール選手も同じく大きな期待が持てます。
ちなみにペール選手は絶好調を維持し、ベスト16進出を果たしています。
【おまけ】これからのテニス界
これは私自身の勝手なイメージですが、テニス界は今時代が変わる境目にあるような気がします。
数年前はロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルの2強という感じでほとんどの大会をこの両者が決勝へ進出していました。
芝ではフェデラー。土ではナダルという構図が当たり前に思えるくらいでした。
しかし現在はどんな大会も名前を上げるのはノバク・ジョコビッチ。
世界ランク1位の記録もどんどん延ばし、同ランキング2位のフェデラーとのポイント差は大きく開いています。
日本の錦織圭も先日ナダルに勝利したことでBIG4全員に勝利した経歴をもち世界ランキング4位まで食い込んでいます。
錦織選手は新時代の選手という感じですね。
BIG4に数えられる日も近いのかもしれません。
ナダル、フェデラーの快進撃が見られなくなってきて寂しい気もしますが、時代の流れを嬉しくも感じます。
フォニーニ選手、ペール選手にも今大会で波に乗りもっと有名な選手になることを期待しています!
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