携帯会社の「抱き合わせ」販売の実態と3つの対策

こんにちは。

みなさん携帯電話を使っていると思います。

今やスマートフォンもしくはガラケー(ガラパゴス携帯)を持たない人はめったに見ない時代になりました。

そして携帯電話は約2年に1度のペースで買い換える方が多いように思います。

新機種がでるとすぐに買い換える方もいますが。

 

余談ですが、3日後の9月9日はAppleによる新発表があります。

iPhone6sやiPadProなどの発表が噂されていますね。興味ある方は要チェックです。

 

実は携帯電話購入時に少し注意していただきたいことがあります。

そのことを今日はお話させていただきます。

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減らない「抱き合わせ(レ点)商法」

携帯電話1

携帯を買い換えるとき、みなさん携帯ショップへ足を運びますよね。

そしてお気に入りのものを見つけ、これください!とワクワクしながら店員さんから契約のことや料金のことなどの説明を受けます。

 

そのとき、このような話を振られた経験はありませんか?

「こちらのアプリ(サービス)をご一緒に契約されるとお得ですよ!今なら1ヶ月無料キャンペーンをやっていますので!」

 

一見ユーザーにとって利点しかないようなこのキャンペーン。

実は少し注意しないといけません。

というのも、そもそもなぜこのようなサービスを行うのかというともちろん携帯会社に利益が生まれるからなんです。

 

携帯販売店は、「アプリ付け率」という消費者にはわからない数字で競争をさせられています。

アプリをたくさん消費者にとってもらえばそれだけ携帯会社さんに利益が生まれますよという仕組みです。

上に書いたような、こちらのサービスはいかがでしょうか?と聞いてくるお店はいいほうで、中には反強制で当たり前のように契約させようとしてくるお店もあります。

このとき、消費者には同意を得ていますよという契約書にチェックマークを入れさせることから「レ点商法」とも呼ばれるそうです。

 

そんなの無料期間中にやめればいいじゃん。

その通りなんですが、あなたは使いもしないアプリが1ヶ月だけ無料ということを覚えてられますか?

しっかり覚えていて、ちゃんと退会するならなんの問題もありません。

しかし大半の人がその契約の存在を忘れ、知らないうちに1ヶ月が経過し知らないうちに料金が引き落とされているのが現状です。

もちろん携帯会社はその現実を全てわかっています。

だから、最初は無料というように入り口を緩くしておいて契約を取ろうとしてくるのです。

契約が決まってしまえば後は忘れるのを待つだけ。

 

当然みんながみんなしっかり期間内に退会してしまえばお店の損失になりますが大多数が退会手続きを忘れてしまうためこのような現状となっています。

 

また、お店側は契約手続きのサポートは手取り足取りやってくれますが退会のサポートをしてくれるところはほとんどありませんよね。

これで退会手続きを「めんどくさく」することで更なる効果を生み出しています。

 

抱き合わせ商法に対する3つの対策

ビジネス

上記のような販売をする会社は少なくありません。

みなさん経験あることだと思いますので3つほど対策を用意しておきましょう。

 

1.サービスが強制なお店からは買わない

まずはそのサービスが強制でなければいけないのかを確認し、そうであれば他のお店にしますといってお店を出ましょう。

強制なのに同意書を書かせようとしてくるのは少し考えれば筋が通っていないことがわかります。

 

2.契約時に退会方法をしっかり教えてもらう

中には退会の手続きがとってもめんどくさい場合があります。

いざその時になって方法がわからなく、お店にもそのようなサポートはしておりませんと言われてしまう。

だけど今日中に済ませないと料金が発生してしまう。

こうなってしまえばいいカモです。

契約時に手順を聞いてわかりやすい書類も貰っておきましょう。

1の方法ははっきり言ってお店から出にくい状況になっていることがほとんどです。

その場合はしっかり退会手順を聞いておくことです。

 

3.契約が済んだら即退会

場合によってはそのお店で買うしかないケースもあると思います。

近くに他のお店が無い。お店から強引な押し付けを受けた。など。

その場合はすぐ契約を切ってしまいましょう。

うっかり忘れたら面白くありません。

覚えているうちに、携帯を買った瞬間に退会を済ませるのです。

 

携帯会社以外にもはびこる問題

やっかいなのは、実はこの問題が携帯だけの商法ではないところです。

私が実際に経験したのはアパート契約時。

そのときは不動産会社のアプリと、1ヶ月無料で電子書籍が読めるアプリを契約させられました。

不動産アプリはずっと無料でサポートを受けられるというものでしたがもう1つのアプリはまさに抱き合わせ商法。

すぐにアパート契約の必要があり、近くの店舗も知らないためしょうがなく契約しましたがすぐに電子書籍アプリを退会しました。

退会方法も聞いていたのですぐ行えたため運が良かったのかもしれません。

 

まとめ

きっと新しいiPhoneの発売に伴って新たに契約するかたも増えるでしょう。

そのときは携帯会社の甘い言葉に翻弄されないようにしっかりと警戒してください。

そして上記の対策を実行することを勧めます。

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